今回は、
を画像を交えながら、ざっくりと解説していきます。
この記事は、「初代Rakuten WiFi Pocketでpovo2.0のSIMを使う方法」をざっくりと紹介する記事です。
※この記事では、「障害者ユーザー」と「一般ユーザー」の両方を想定しています。
こんにちは。
寝たきりで指先が少しだけ動く、
と申します。
(人工呼吸器、気管切開、胃ろう)
ツイッター:@ue_tora
- 楽天モバイルの「1GB以下0円」が廃止されるので解約した
- Rakuten WiFi Pocket(初代)が手元に残った
- Rakuten WiFi Pocket(初代)が対応している周波数帯(バンド)は?
- Rakuten WiFi Pocket(初代)で使えるSIMカードのサイズは?
- 「災害時の停電対策用のサブ回線」に最適なSIMは?
- 「povo2.0」に乗り換え
- 「donedone」と迷った
- 「HISモバイル」は落選
- povo2.0のSIMカードを台紙から切り離す
- Rakuten WiFi Pocket(初代)にpovo2.0のSIMを挿す
- Rakuten WiFi Pocket(初代)の管理画面で設定変更
楽天モバイルの「1GB以下0円」が廃止されるので解約した
災害時の停電対策用のサブ回線として「楽天モバイル」を契約していましたが(停電すると家のWiFiが止まるため)、2022/09から「1GB以下0円」が廃止になるので、解約しました。
あくまで「災害時の停電対策用のサブ回線」なため、普段は使わないので、「1GB以下0円」の条件であれば「0円運用」ができていました。
引用元:「楽天モバイル」公式サイト
Rakuten WiFi Pocket(初代)が手元に残った
解約した結果、契約当時のキャンペーンで実質無料で入手したモバイルWiFiルーター「Rakuten WiFi Pocket(初代)」が手元に残りました。
そこで、もったいないので、他社のSIMを入れて有効利用する事にしました。
※2022/08現在、新機種「Rakuten WiFi Pocket 2C」・「Rakuten WiFi Pocket 2B」が販売されていますが、この記事で扱うのは「Rakuten WiFi Pocket」(初代)の方です。
Rakuten WiFi Pocket(初代)が対応している周波数帯(バンド)は?
下記の「楽天モバイル」公式サイトからの引用を見ると、モバイルWiFiルーター「Rakuten WiFi Pocket(初代)」が対応している周波数帯(バンド)は、楽天・NTTドコモ・au・ソフトバンクです。
各周波数帯(バンド)の詳細は、コチラを参考にしてください。
引用元:「楽天モバイル」公式サイト
●対応している周波数帯を教えてください
→下記周波数帯に対応しています。
<LTE>
Band 1 / Band 3 / Band 8 / Band 11 / Band 18 / Band 19 / Band 21 / Band 28 / Band 41<3G>
Band I / Band V / Band VI / Band VIII / Band X IX
Rakuten WiFi Pocket(初代)で使えるSIMカードのサイズは?
下記の「楽天モバイル」公式サイトからの引用を見ると、モバイルWiFiルーター「Rakuten WiFi Pocket(初代)」で使えるSIMカードのサイズは、標準サイズ(miniSIM、mini SIM、ミニSIMの事)です。
引用元:「楽天モバイル」公式サイト
●使えるSIMタイプやサイズが知りたい
→Rakuten WiFi Pocket は、SIMカードのみご利用いただけます。
※標準SIMサイズのみご利用可能です
「災害時の停電対策用のサブ回線」に最適なSIMは?
要点
簡潔にするために、要点を箇条書きで書きました。
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使わない月の維持費が「0円」もしくは「激安」。
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「災害時の停電の日だけ」通常の料金を払って使える柔軟なシステム。
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月額プランだと「災害時の停電の日だけ通常の料金を払って使う」という対応ができない。
「povo2.0」に乗り換え
要点
簡潔にするために、要点を箇条書きで書きました。
- 「povo2.0」は、基本料金月額0円(最低維持費は年間約660円(税込)=月額約55円(税込)。後述します)・トッピング方式・新規契約事務手数料0円・音声通話可(通話料は別料金)。
-
「普段は使わない」という条件で一番安いSIMを探した結果、新規契約事務手数料(0円)を含めると「povo2.0」が一番安かったので、契約しました。
-
トッピング方式のサービスなので、使わない月はトッピングしなければ0円。
ただし、「180日に1回はトッピングの購入が必要」という縛りがあるので、忘れないようにする必要アリ。
ちなみに、最安のトッピングは「24時間データ使い放題330円(税込)」なので、最低維持費は180日×2で年間約660円(税込)=月額約55円(税込)。
引用元:「povo2.0」公式サイト
180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。
※注意書きに書かれています。
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新規契約事務手数料は0円。
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トッピングが無い状態の速度は128kbps。(ギガ制限はナシ?)
引用元:「povo2.0」公式サイト
0円0GB時は、送受信最大128kbpsとなります。
※注意書きに書かれています。
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トッピングの反映は基本的には即時。ただし、場合によっては、数十分かかる事も。
引用元:「povo2.0」公式サイト
トッピング(都度購入)については、反映に数十分要する場合がございます。
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災害時の停電が1日の場合は、「24時間データ使い放題330円(税込)」で乗り切れるかな、と考えています。
1日以上続く場合は、「povo2.0」はコスパが悪いので、別の方法を考えると思います。
※自分の場合は、人工呼吸器などがあるので、停電が1日以上続く場合は病院に行く事になります。(病院には発電設備があるので)
※検査入院などで半月~1ヶ月ほど入院する場合は、自分はいつも「モバイルWiFiルーター」をレンタルしています。バッテリーの心配が無いコンセント式を選んでいます。
「donedone」と迷った
要点
簡潔にするために、要点を箇条書きで書きました。
-
「donedone」の「エントリープラン」は、月額0円・128kbps・50GB・新規契約事務手数料3300円(税込)・音声通話不可。
-
新規契約事務手数料3300円(税込)はかかるが、維持費は0円。
-
「災害時の停電の日だけ有料プランに切替して、停電が終わったら0円プランに戻す」という使い方をしたいのですが、プランの行き来ができないと書いてあったので、やめました。
引用元:「donedone」公式サイト
ベーシックUプラン・カスタムUプランからのプラン変更はできません。
※エントリープランの注意書きに書かれています。
「HISモバイル」は落選
要点
簡潔にするために、要点を箇条書きで書きました。
povo2.0のSIMカードを台紙から切り離す
「povo2.0」のSIMカードを台紙から取り出します。
モバイルWiFiルーター「Rakuten WiFi Pocket(初代)」で使えるSIMカードのサイズは、標準サイズ(miniSIM、mini SIM、ミニSIMの事)なので、下の画像の大きさで切り離します。
Rakuten WiFi Pocket(初代)にpovo2.0のSIMを挿す
詳しくは取扱説明書を見てください。
Rakuten WiFi Pocket(初代)の管理画面で設定変更
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PCとモバイルWiFiルーター「Rakuten WiFi Pocket(初代)」を
- USBケーブル
- WiFi
もしくは で接続した状態で、「http://192.168.0.1/」にアクセスして、管理画面を開きます。
- もしくは
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※補足
PCとUSBケーブルの組み合わせの場合は、PCが「Rakuten WiFi Pocket(初代)」のネットワークに接続している状態になる必要があります。通常は自動的になります。
【確認方法」
~Windows11の場合~
Windowsマークを右クリック→「設定」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」→「ネットワークアダプターオプションの詳細」→下の画像の項目があればOK(Remote NDIS based Internet Sharing Device)
~Windows10の場合~
Windowsマークを右クリック→「設定」→「ネットワークとインターネット」→下の方にある「アダプターのオプションを変更する」→下の画像の項目があればOK(Remote NDIS based Internet Sharing Device)
↓
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ユーザー名:admin
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パスワード:admin
でログインします。
↓
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「ネットワーク設定」の「接続設定」に進みます。
↓
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「APN」に進みます。
↓
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「手動」をクリックします。
↓
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「新しく追加する」ボタンが表示されるので、クリックします。
↓
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PDPタイプ:IPv4v6
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プロファイル名:povo2.0
※任意の文字列 -
APN:povo.jp
と入力して
-
「適応」ボタン
をクリックします。
↓
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下の画像のようになれば成功です。
ちなみに、「povo2.0」のトッピングが無い状態です。